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【獣医師が病む理由】仕事が辛い時の対処法と病まずに獣医師を続けるポイントについて解説!

涙を流した分だけ成長するイメージ

毎日残業続きで体力も気力も限界・・・
このまま獣医の仕事を続けていく自信がない。

給料が安くて将来が心配。

動物病院で働く獣医師の中には、残業が多いわりに収入が少なく、将来に不安を感じている人もいるのではないでしょうか。

事実、動物病院の仕事が大変なうえに、将来に強い不安を感じることで、精神的に病んでしまう人もいます。

将来への不安を解消するには、まずは自己分析をし、自分自身が望むものを理解することが重要です。

この記事では、動物病院の仕事が辛いと悩んでいる人に向けて、以下の3つのことを解説します。

この記事を読むと、自分で実践できるストレス対策法や、病まずに獣医師を続けるためのポイントがわかります。

まめしば

仕事が辛いと悩んでいる獣医師は、ぜひ参考にしてくださいね!

この記事を書いた人
  • 動物病院と公務員で3回の転職を経験
  • 動物病院勤務では、平均14時間におよぶ長時間労働やトップダウンの経営方針に悩む。
  • 結婚を機に退職し、現在は獣医師のキャリア形成について発信。
  • 2児の母。
目次

獣医師が病む理由とは?

パワハラを受ける男性獣医師

獣医師は体力的にも精神的にもストレスが大きく、精神疾患や自殺率の高い職業と言われています。

イギリスでは獣医師の自殺率は一般人の4倍人医療従事者の2倍になることが報告されています。

また、イギリスだけでなく、アメリカやオーストラリアなどでも獣医師の自殺率が高いことが報告されています。(「2016年度獣医師と動物看護師のストレス調査実施報告」より)

獣医師が病んでしまう主な理由としては、以下の5つがあげられます。

獣医師が病む理由
  • 長時間労働  
  • 閉鎖的な空間  
  • 命を預かるプレッシャー  
  • 待遇が悪い  
  • 働く目的がはっきりしていない

理由①:長時間労働

動物病院の仕事は、不規則な上に拘束時間も長く激務です。

動物病院が長時間労働になってしまうのは、次のような理由が考えられます。

  • ジェネラリストとして学ぶことが多い                                    海外のように専門医制度がない日本では、ジェネラリストとして幅広い診療スキルを身につけることが一般的です。犬、猫、鳥、ウサギなど、学ぶ対象は一つではなく全ての診療科目について学ぶことが求められます。
  • 想定外のことが起こりやすい                                     入院患者の容態急変、急患、緊急手術など、ペットの命をあずかる動物病院は、想定外のことが起こりやすい環境です。
  • 回しにできないことが多い                                       入院患者の容態急変、急患、緊急手術などは、すぐに対応しなければならず、後回しにすることができません。
  • 診療終了直前の外来                                            診療終了直前にきた患者さんに対応するため、残業となることもよくあります。
  • 日ごろから自主学習が必要                                        知識やスキルを身につけるため、獣医師は自主学習をする必要があります。                         セミナーに参加する場合は休日を使うこともあり、院内での勉強会は、昼休みや診療時間後に行うため、残業になったり休憩時間を削ることになります。
  • 人手不足                                                  病院の待遇が悪いとスタッフの離職につながります。                               人が辞めてしまうので、人手不足でさらに個人の負担が増える悪循環につながります。

このように、獣医師が長時間労働になってしまう要因はたくさんあります。

まめしば

駆け込みの患者さんを診ている間に電話が鳴り、さらに患者さんを受け入れる・・・ということもよくありました。
また、私がいた病院では、診察時間が終わってからの勉強会は午前0時を回るので、翌日とてもつらかった記憶があります。

理由②:閉鎖的な空間

動物病院は限られた人数で診療を行っているため、人間関係がとても密です。

次のグラフは、動物病院あたりの獣医師数の分布です。(参考:平成30年農林水産省の調査

動物病院あたりの獣医師数のグラフ

ひとり獣医師の病院は約64%、次いで約20%が2名体制の病院です。

まめしば

つまり、80%以上の動物病院は、獣医師が2人以下です。

企業病院の場合は、数十人規模になる場合が多いですが、それでも一般企業に比べたら小規模です。

また、一般企業のように異動や他部署とのやり取りなどがなく、人間関係はほぼその場にいるスタッフで完結してしまいます。

そのため、院長や目上のスタッフとの関係がこじれてしまうと、確実に働きにくくなってしまいます。

動物病院を辞めたい主な理由の一つは人間関係です。

閉鎖的な環境で人間関係をこじらせてしまうと、それだけで病む原因になってしまいます。

理由③:命を扱うプレッシャー

苦しんでいる患者さんを助けることができるのは、獣医師の大きなやりがいの一つです。

一方で、自分の判断一つで患者さんの命を左右することになるため、命をあずかるプレッシャーも大きい仕事です。

しかし、獣医師も人間なので、全ての命を救えるわけではありません。

治療のかいなく亡くなってしまった場合、自分の判断を責めてしまうこともあると思います。

そういった後悔を、経験としてその後に生かすことができれば理想ですが、心身が疲れきってしまっていると、なかなか前向きにとらえることができなくなってしまいます

まめしば

私も「他の先生が診ていたら助かったのでは・・・」と自信をなくしてしまった経験があります。
次の記事では、自信がなくなる原因と対処法について解説しているので、ぜひ参考に読んでみてください!

理由➃:待遇が悪い

残業が多すぎたり、休日出勤でプライベートな時間がとれないなど、労働環境が悪いと病む原因になってしまいます。

福利厚生もないし、勉強になるからって残業代も出ない

このように、労働基準法に違反し、労働者の権利が守られていない状態は、将来への不安を大きくします。

身体的な疲れに、そういった精神的な不安が重なることで、病んでしまうこともあります。

理由⑤:働く目的がはっきりしていない

何のために働いているのかどういう目的で働いているのかという目的意識がないと、病む原因につながってしまいます。

ゴールを決めずに(=目的意識を持たずに)走っていたら、間違いなく息切れしてしまいます。

人はゴールがあるから、そこに向かって走ることができます。

ゴールがなければ、進む方向を間違えたり、「本当にこの方向で合っているのか?」と迷いが生まれ、モチベーションを維持することができません。

まずは、将来自分がどんな状態になっていかについて考え、そこに向かって逆算して今やるべきことを導き出すことが近道です。

獣医師A

この病院で基本的な診療の知識を身につける!

獣医師B

院長の得意分野の歯科治療について学ぶ!

このように、目的(=ゴール)を持っていると、多少不満を感じても受け流すことができます。

ただ、その場所で自分の決めた目標がクリアできそうにないと感じた場合は、転職も含め、環境を変えることをおすすめします。

まめしば

次の記事では、転職をする前にやっておくべきことについて解説しているので、ぜひあわせて読んでみてください!

激務の獣医師におすすめのストレス対処法

悩みを解決してくれる友人

ここでは、病んでしまいそう、もしくはすでに病みかけている獣医師におすすめのストレス対処法について解説します。

まめしば

残業は多い、休憩時間もゆっくり取れない、人間関係は狭い…
ストレスがたまって当然ですよね ^^;

自分でできるストレスケアは、次の3つです。

  • セルフケアする                                       基本ですが、しっかり睡眠をとり、規則正しい食生活で体力を回復させることが重要です。          休憩時間に仮眠をとる、寝る前にカフェインやスマホを控えるなど短くても質の高い睡眠をとるようにしましょう。                                         また、軽い運動(ウオーキングやストレッチなど)はリフレッシュ効果以外にも、自律神経のバランスを保ち、ストレス解消にもつながるため、疲れている時ほどおすすめです。
  • 休日はしっかり休む                                     獣医師は、残業や休日出勤などでオンとオフがあいまいになってしまうことがよくあります。        そのため、休日はしっかり休む意識を持つことが重要です。                     休日働いたら、その分有休を取るなど、休むことに対して自分なりのルールを決めておくことがおすすめです。(参考:休日を確保するための方法
  • 視野を広げる                                        視野が広がると、周りの状況を俯瞰できるようになり、「~に違いない」という思い込みや偏見を持ちにくくなります。            思い込みがなくなることで対処法の選択肢が増えたり、周囲の人間関係も良好になります。 (参考:視野を広げるメリットと方法)                                                                       

病まずに獣医師を続けるポイントを3ステップで解説!

アイディアを育てる女性

自分でできるストレス対処法はどれも大切なことですが、忙しい獣医師にとってはハードルが高いかもしれません。

病まずに獣医師を続けるためには、自己分析によって自分自身を理解し、自分に合った働き方や仕事の方向性を決めることが重要です。

ここでは、病まずに獣医師を続けるためのポイントを3ステップで解説します。

病まずに獣医師を続けるポイント
  • STEP①:自己分析をする
  • STEP②:ライフイベントについて考える
  • STEP③:仕事の方向性を見直す

STEP①:自己分析をする

獣医師の中には、働きはじめる前にしっかりと自己分析をしたことがない人も多いのではないでしょうか。

確かに、獣医師は自己分析をしなくても、比較的かんたんに就職できてしまうことが多いです。

ただ、自己分析をしていないと、働きはじめてからミスマッチに気づいたり、獣医師としての方向性に悩む可能性が高くなります。

なんのために働くのか、どんな働き方がしたいのかなど、仕事に求めるもの(転職軸)がはっきりしないと、「なんとなく職場が合わない」「仕事がつまらない」というあいまいな理由で転職し、その結果失敗してしまいます。

自己分析をすることのメリットとしては、以下の5つがあげられます。

自己分析のメリット
  • 職場のミスマッチを防げる                                       自分に合った職場選びができるので、職場のミスマッチを減らすことができます。                自己分析によって自分の性格や価値観、強みや弱みがわかっていると、良さそうに思える職場でも自分には合わないと客観的に判断することができます。
  • 仕事への迷いがなくなる                                     自分のやりたいことや将来の目標がはっきりわかっていると、仕事への迷いがなくなります。        仕事に迷いがないのでモチベーションも維持することができ、目標達成までの期間が早くなります
  • 面接で説得力のある回答ができる                                                      自分のスキルや強み・弱みがわかっていると、ブレることなく説得力のある回答をすることができます
  • 自分のことが分かっているので成長につながる                           自分の強み・弱み、性格、価値観など、自分自身について深く理解していると、その時々で自分に合ったもの、向いているものを選ぶことができるので、自分自身の成長につながります。
  • 長期的にキャリアが安定する                                   将来の目標など仕事の方向性がはっきりしていると、転職や仕事内容を選ぶ場面があっても見当違いの選択をすることがなくなります。           そのため、長期的にキャリアが安定し、満足度も高くなります。

自己分析が重要なのはわかったけど、どうやってやればいいの?

まめしば

ここでは、自己分析の重要な項目について解説します。
長くなるので詳しくは、後日別記事にまとめたいと思います ^^

自己分析は、仕事の経験やスキルだけではなく、自分が大切にしている価値観や性格も合わせて深堀りすることがポイントです。

項目①:仕事に求めるものについて考える

仕事に求めるものについて考え、理解しておくことで、転職に失敗する確率を大きく減らすことができます。

仕事をとおして実現したいのは、スキルを磨くことなのか、生活の安定なのか、やりがいなのか、それともお金なのか…。

仕事に一番何を求めるのか、仕事をとおしてどんなことを実現したいのかをはっきりさせることで、ブレることなく転職先を探すことができます。

言ってみれば、転職活動の軸になるため、仕事に求めるものを理解しておくことはとても重要です。

仕事に求めるものがよくわからない人は、一度何のために働くのか(働く目的)について考えてみてください。

次の記事では、仕事をするうえで軸となる考え方を持つことの重要性について解説しているので、ぜひあわせて読んでみてください。

項目②:経験・スキルの棚卸をする

転職の軸が決まったら、これまでの経験や身につけたスキルについて振り返ってみましょう。

特別なことなんて経験していないし、大したスキルもないと思う人もいるかもしれません。

しかし、経験やスキルの振り返りは、特別な症例の経験や難しい術式ができることだけを指すわけではありません。

仕事をとおしてどんなことを学んだのか、何を得たのか、どんな姿勢で取り組み、その結果どうなったのかという点に注目して書き出してみましょう。

経験・スキルの棚卸の例
  • 朝の掃除を手際よく済ませるように心がけた                                    ⇒入院患者のカルテに目をとおす時間ができ、処置を任せてもらえる機会が増えた
  • 飼い主さんの話をよく聞き気持ちに寄り添う努力をした                                 ⇒指名される機会が増えた

項目③:強み・弱みを知る

自分の強みや弱みを知っておくことは、仕事を続ける上でも、自分の能力を伸ばす上でも、とても重要です。

自分の強みがわかっていれば、その能力を磨くことで一目置かれる存在になれる可能性もあります。

また、弱みを理解しておくことで、自分に合った職場環境を選んだり、足りない部分をカバーするための対策をあらかじめ考えておくことができます。

つまり、強みを伸ばし、弱みを補うことで、自分の仕事に自信がもてるようになり、仕事への満足度も高くなります

項目➃:自分の考え方・行動の癖を知る

自己分析では、自分の性格(考え方や行動の癖)を知っておくことも重要です。

その理由は、「自分のやりたいこと」と「自分に向いていること」が違う場合があるからです。

例えば、多くの症例を経験してスキルを磨きたい(=やりたいこと)と思っていても、マイペースで慎重な性格(=向いていること)だと、症例数の多い病院のペースについていけない可能性もあります。

性格(考え方・行動の癖)やりたいこと
・コツコツ作業するのが好き
・マイペース
・スピードより質を重視する
・好きなことをとことん追求する
・リスクを考え慎重に行動する
・多くの症例を経験してスキルを磨きたい
・総合病院のような大規模な病院で働きたい
・多くの人から色々な考え方を学びたい
「自分のやりたいこと」と「自分に向いていること」が違う例

そのため、自分の性格をよく理解したうえで、目的を達成するためにはどんな方法をとればいいのかを考えることが必要です。

項目⑤:自分の価値観を知る

院長(経営者)の考え方や方針が自分の価値観に合っているかということも、働く上で重要なポイントです。

「いつも相手に対して誠実でいたい」という価値観をもっているのに、院長が患者に対して不誠実な対応をしていたら、きっと働き続けることが辛くなってしまうと思います。

まめしば

不正に名義貸しをしたり、必要のない処置をしたり…
残念ですが、そういった例はたくさんあります。

そのため、自分自身の価値観を知っておくことがミスマッチを防ぐためには重要です。

項目⑥:獣医師としての適性を知る

獣医師の働く環境は、一般企業とは違って特殊です。

動物病院での仕事は、デスクワークはほとんどなく体力勝負です。

また、言葉を話せない動物に代わって、飼い主さんの話や動物の状態から病気を推測したり、検査結果を総合的に判断する能力が必要です。

それだけではなく、限られた空間で、しかも少人数で仕事をするため、コミュニケーション能力も必須です。

そのため、自分にとってどんな職種が向いているのか、どんな職場環境であれば能力を発揮できるのかについて考えてみることが重要です。

まめしば

私の場合、体力にあまり自信がないので、症例数が多い大規模な病院は向かないなと思っています。
(体力面の不安は獣医師にとって致命的かも… ^^;)

以下は、自己分析の一例です。

自分 価値観
・日頃ささいなことにも 感謝の気持ちをもつ
・やりたいと思ったこと は一度は挑戦する
性格
(思考特性・行動特性)
・コツコツ作業するのが好き
・スピードよりも質を重視
・好きなことをとことん追求する

好きなこと
得意なこと
・料理を作ること
・家でゆっくり過ごす
経験
スキル
・臨床経験3年
・執刀経験:犬猫の避妊・去勢手術、猫の抜歯
・心肺蘇生
・心エコー・腹部エコーがひと通りできる
強み・緊急時でも慌てず冷静に対応できる
・術式や作業手順を覚えるのが得意
弱み・感情的になる飼い主への対応は苦手
・人間関係が悪いとストレスが大きい
転職軸
(仕事に求めるもの)
・ワークライフバランスの取れた働き方
・仕事以外にも勉強をする時間が欲しい(興味のある分野を極めたい)
自己分析の例
まめしば

それぞれの項目は、書きだせるだけ書き出してみてください 。
最後に、全体を総合的に判断して転職軸を決めましょう。

STEP②:ライフイベントについて考える

ライフイベントについてあらかじめ考えておくことで、働き方や仕事の方向性に悩んだり、キャリアを断念することを防ぐことができます。

結婚や出産、子育て、親の介護など、想定できるライフイベントを見越して、仕事のやり方や方向性を決めておくのがおすすめです。

人は想定外のことが起こると、焦りや不安が大きくなり、「こうするしかない」「もう他に方法はない」と視野をせばめてしまいます。

リスクに備えることで、「子育てしながら獣医師を続けるのは無理」「年齢的にもう転職は難しい」と行き詰ることがなくなります。

でも結婚するかどうか、子育てするかどうか
将来のことなんてわからない

もちろん、確実にこうなると将来を言い当てることはできません。

どうなるかわからないライフイベントについては、自分の希望や予測にもとづいて、何通りかパターンを考えておくことをおすすめします。

可能性のあるパターンをあらかじめ想定し、自分のやりたいことを実現するための方法を複数考えておくことで、起こった出来事に冷静に対処することができます。

STEP③:仕事の方向性を見直す

自己分析により、仕事に求めるものがわかったら、ライフイベントを見越して仕事の方向性を見直してみましょう。

獣医師としての働き方の選択肢を広げるには、次のような方法があります。

  • 働き方を変える                                            より自由な働き方をしたい人は、開業やフリーランスのような個人事業主になる選択肢もあります。        また、専門性を身につけ、働き方について院長に交渉したり、フリーランスとして活躍する道もあります。   (参考:フリーランス獣医師のメリット・デメリット
  • 勤務形態を変える                                            プライベートな時間が必要な場合は、働き方を時短勤務パートタイム勤務に変える方法もあります。       家族やパートナーとの時間がほしい、自主勉強の時間が必要など、将来の目的にあわせて一時的に働き方を調整することも選択肢の一つです。
  • 仕事とプライベートのバランスをとる                                  ワークライフバランスのとれた働き方をしたい場合は、企業病院など福利厚生がしっかりとした病院へ転職することも選択肢の一つです。      (参考:企業病院のメリット・デメリット)                                        また、自己分析の結果、職種を変えても問題ないのであれば、一般企業公務員へ転職することで、バランスの取れた働き方を実現できる可能性があります。

このように、獣医師には仕事や働き方の選択肢がたくさんあります。

「臨床か、公務員か」と選択肢を絞ってから考えるのではなく、まずは自分がやりたいことや、どんな働き方がしたいのかを考えてみましょう。

そして次に、それを実現するための方法を考ることで、「こんなはずじゃなかった…」と後悔するのを防ぐことができます。

仕事に自分を合わせるのではなく、自分の望む仕事や働き方を見つけることが重要だということを覚えておいてください。

まめしば

自己分析に自信がない人は、プロの力を借りることも方法の一つです。
次の記事では、おすすめの転職エージェントについてレビューしているので、ぜひ参考にしてください ^^

まとめ

今回は、動物病院の仕事が辛いと悩んでいる獣医師に向けて、獣医師が病んでしまう理由や、病まずに獣医師を続けるポイントについて解説しました。

病んでしまうのは、目標設定ができていなかったり、働く環境が自分のライフスタイルに合っていないことがほとんどです。

まずは自己分析によって仕事の目標設定をし、自分に合った職場環境を知り、働き方を見直すことが大切です。

仕事が辛くて病んでしまいそう、またはすでに病んでしまっている人に、この記事が参考になれば幸いです ^^

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獣医師転職を目指す方へ

好条件の転職先を見つけた勤務獣医師に、注意喚起する獣医師

この記事を書いた人

動物病院と公務員で3回の転職を経験。
動物病院勤務では、平均14時間におよぶ長時間労働やトップダウンの経営方針に悩む。結婚を機に退職し、現在は獣医師のキャリア形成について発信。2児の母。

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