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【動物病院の辞め方】最小限のストレスでスムーズに辞めるための手順を4STEPで解説!

目標に向かって走る女性

次の人が入るまで辞められないて言われたけど、もう限界・・・

仕事を辞めたい、転職したいと思った時、引き止められたり責められたりしてすんなり辞められないことも少なくありません。

人手不足だったり、他のスタッフと退職のタイミングがかぶってしまった場合などは、辞めることに後ろめたさを感じることもあると思います。

しかし大前提として、全ての労働者には仕事を辞める権利があります

就業規則を確認し、辞めるタイミングも繁忙期を避けたり、他のスタッフとかぶらないよう調整できたらベストです。

それでも、以下のようなブラックな環境に置かれ心身に悪影響が出ている場合は、辞める権利の行使をためらう必要はありません。

  • 契約通りの給与がもらえない
  • 有休消化できず、休日も出勤を余儀なくされる
  • パワハラを受け精神的に追いつめられている
まめしば

そもそも経営者(院長)が最低限の法律を守れていないのに
辞める権利を拒否することは論外です。

今回の記事では、最小限のストレスでスムーズに仕事を辞める方法について4ステップで解説します。

この記事を読んでわかること
  • 動物病院を辞めるための手順
  • 引き止めに合わない辞め方
  • 退職を伝える時のポイント
まめしば

動物病院だけではなく他の職業全般にも共通するので、ぜひ参考にしてみてください!

この記事を書いた人
  • 動物病院と公務員で3回の転職を経験
  • 動物病院勤務では、平均14時間におよぶ長時間労働やトップダウンの経営方針に悩む。
  • 結婚を機に退職し、現在は獣医師のキャリア形成について発信。
  • 2児の母。
目次

辞めたいと思ったら先ず準備すること

仕事を辞めたいと思った時、自分の感情に流されて退職をしてしまうと転職に失敗する確率が高くなるので注意が必要です。

退職することを決めたら、次の4ステップに従って準備をすすめましょう。

  • 自己分析をする
  • 仕事の方向性と目標を決める
  • 退職日を決める
  • 退職の意向を伝える

以下、それぞれについて具体的に解説します。

STEP①:自己分析をする

辞めたいと思った時に準備することの1つ目は、自己分析をするです。

辞めたいという感情に流されて退職してしまうと、気持ちが落ち着いた時に「やっぱり辞めなければよかった」と後悔したり、焦って転職先を探して失敗してしまいがちです。

仕事を辞めたいと思ったら、まずは転職の軸を決めましょう。

転職の軸とは、自分が仕事になにを求めているのか、どんな働き方がしたいのかという、仕事の価値観や優先順位のことを言います。

仕事の価値観っていわれてもピンとこないよ

まめしば

大部分の人はそうだと思います。
そこで、自己分析が重要になってきます。

自己分析をすることで、仕事に求めるものや望む働き方がわかっていると、職場のミスマッチを防ぐことができます。

また、自分自身について深く理解していることで、やりたい仕事や望む職場環境を選ぶことができるので、「なんとなく仕事がつまらない」「職場が合わない」と悩むこともなくなります。

自己分析は、仕事の経験やスキルだけではなく、自分の価値観や性格も合わせて深堀りすることがポイントです。

次の記事では、自己分析をするメリットやポイントについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

STEP②:仕事の方向性と目標を決める

辞めたいと思った時に準備することの2つ目は、仕事の方向性と目標を決めるです。

STEP①の自己分析で、自分の仕事の価値観や優先順位について理解したら、仕事をとおして何を成し遂げたいのか、獣医師として将来どうなっていたいのかについて考えてみてください。

最終的なゴールは十数年、または数十年先になるかもしれません。

そのため、3年後、5年後、10年後というように、途中経過での目標を決めておくとモチベーションも維持しやすく、方向性に迷うこともなくなるのでおすすめです。

まずは、最終的なゴールを決め、それを実現するためにはどうしたらいいのかを逆算して導き出すことが一番の近道です。

まめしば

はじめにゴールや達成したい時期を決め、そこからやるべきことや手順を導き出す考え方を逆算思考といいます。
次の記事では、逆算思考のやり方や注意点について解説しているので、ぜひ参考にしてください。

STEP③:退職日を決める

辞めたいと思った時に準備することの3つ目は、退職日を決めるです。

退職日を具体的に決めることはとても重要です。

退職日が曖昧なまま退職の意向を伝えると、引き止めにあったり、辞めることを責められたりした場合気持ちが揺らぎ、辞めたいのに辞められないままずるずると働き続けなければならなくなってしまうからです。

退職日を具体化することで、その日に向けて自分がやるべきことが明確になるというメリットもあります。

退職日までにやっておくこととして、次のことがあげられます。

  • 担当患者や担当業務の引継ぎ
  • スタッフや患者さんへの挨拶
  • 有休消化
  • 退職届の準備(必要があれば)

また、退職日を決める時は以下の2点に注意しましょう。

  • 就業規則で退職について定められた事項を確認する
  • 繁忙期を避ける

就業規則がある場合は退職の申し出の期間が決められている場合があります。

一度就業規則を確認し、可能な限り就業規則に従う形で退職日を決めた方が後々トラブルにならずに済みます。

まめしば

私は3カ所の動物病院で勤務した経験がありますが、どの病院にも就業規則がありませんでした ^^;
就業規則がない場合は、引継ぎや有休消化の期間を取れる範囲で1~3ヶ月を目安に考えるのが妥当かなと思います。

そうは言っても、ひどいハラスメントを受けているなど心身に悪影響が出ていてそこまで頑張れない・・・というケースも考えられます。

法律上は、期間の定めのない雇用契約の場合、退職の申し出を2週間前にすれば辞められることになっています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。          (引用:民法627条第1項

例え引き止められたとしても、退職の意思表示をしてから2週間で退職の効力が発生することになります。

また、4~6月、年末年始は動物病院の繁忙期です。

繁忙期に退職日を設定すると引き止めにあったり、同僚から反感を買うおそれがあります。

もちろん法的には辞めることに問題はありません。

上記したように、心身に悪影響が出ている場合は早めに環境を変える決断が必要です。

ただ、そうなる前に辞める時期を見定め、自分に落ち度のない形で退職した方が転職後のモチベーションも上がります。

まめしば

獣医師、特に動物病院業界は意外と狭く、後々になって一緒に働くことになった人が前の病院の関係者だった!という例は珍しくありません。
転職先が近いと院長同士が知り合いだというケースもよくあります。
仕方ない場合を除いて、可能であれば円満退社を目指しましょう。

STEP➃:退職の意向を伝える

ポイントを示すイメージ画

辞めたいと思った時に準備することの4つ目は、退職の意向を伝えるです。

STEP1~3まで済んだら、実際に院長(責任者)に退職の申し出をし退職希望日を伝えます。

その時次の3点に注意しましょう。

  • タイミングを計る
  • 引き止められない退職理由を用意する
  • 有休消化について確認する

注意点①:タイミングを計る

退職の意向を伝える時に注意したいことの1つ目は、タイミングを計るです。

外来が混み合って忙しい日や、他のスタッフが同席している場所で伝えることは控えた方が無難です。

退職するということは、病院側からしてみれば歓迎することではありません。

忙しい日にプライベートな事柄を持ち込むと心象が悪くなったり、辞めることを責められる可能性も考えられます。

また、あなたの退職について、他のスタッフに話していない院長(責任者)なりの気持ちや考えがある可能性もあります。

退職の申し出をする時は、院長(責任者)と1対1で話せる環境を作る努力をしましょう。

まめしば

なかなか1対1になれるタイミングがなかったら、「お話したいことがあるので少しお時間いいですか?」と、あえて声がけをするのもアリです。

注意点②:引き止められない退職理由を用意する

退職の意向を伝える時に注意したいことの2つ目は、引き止められない退職理由を用意するです。

スタッフが減ってしまうということは、その分他のスタッフで業務をまかなわなければなりません。

また、新しく人を雇うことになれば広告費用や新人教育をするための労力を必要とします。

特に人手が十分でない場合は引き留めにあう可能性がとても高いです。

そのため引き留めにあわないような退職理由を用意しましょう。

退職理由の例
  • 親の介護のため
  • 引っ越すため
  • スキルアップのため(その病院でできないこと)
  • キャリアチェンジ(臨床を辞めることにした)
  • 持病の悪化

退職理由を正直に伝える必要はありません。
正直に言うことよりも、退職日までなるべく気分よく過ごすこと円満退社することを優先させましょう。

まめしば

結婚している場合は、不妊治療に専念したいという理由も引き留めにあいにくいと思います。
次の記事では、獣医師が動物病院を辞める本当の理由について解説しています。ポジティブな転職をするコツについても触れているので、ぜひ合わせて読んでみてください。

注意点③:有休消化について確認する

退職の意向を伝える時に注意したいことの3つ目は、有休消化について確認するです。

有休は消化できなくてもいいから早く辞めたい

そう思ってしまう人もいるかもしれませんが、有給休暇の取得は労働者の権利で、取得申請されたら病院側は基本的に拒否することはできないことになっています。(参考:労働基準法第39条

また、有休休暇を取得する権利は退職と同時に失われてしまいます

有休消化をしなくても問題にはなりませんが、有給取得の権利を放棄することは、頑張って働いて得たお金をみすみす捨てるようなものです。

後ろめたいことは何もないので、残っている有休があったら退職前にきちんと消化するようにしましょう。

まめしば

中には有休を買い取って対応するケースもあるようです。
退職の申し出をした時に、消化方法についてきちんと確認するようにしましょう。
また、有休を全て消化しても必要な引継ぎが済むよう、退職日は余裕をもって設定することも重要です。

また、言いにくさから曖昧な言い方をしてしまうと、引き留めにあったり、院長の都合の良い言い分を押しつけられてしまうケースもあります。

退職日を決めたら、曖昧な言い方をせずにはっきりと退職するつもりであることを伝えることが重要です。

伝え方の例

×「退職したいと思っているんですが・・・」

○「~なので、△月△日で退職させてください」

どうしても直接伝えられないという場合は退職代行サービス転職エージェントを利用する方法もありますが、できることなら直接自分の口で伝えるのがベストです。

きちんと手続きを踏み、堂々と退職できたら自信にもつながります。

まめしば

それでも、どうしても無理!というケースもありますよね。。。
退職するために利用するかどうかは別として、転職エージェントは相談目的で登録してもOKです ^^
次の記事では、私の転職エージェント利用体験について書いているので、ぜひ参考にしてください!

退職日までの過ごし方

退職する理由によっては、退職の申し出をしてから退職日まで気まずい思いをする人もいるかもしれません。

しかし、正当な退職理由できちんと手続きを踏んでいれば何も責められることはないので、必要以上に気に病むことはありません。

残りの期間堂々と仕事をするためにも、退職理由と退職手続きはあらかじめしっかり準備しておきましょう。

もしかしたら、あなたが辞めることを快く思わなかったり、面と向かって攻撃してくるスタッフもいるかもしれません。

そんな時は論理的な判断として、雑音として全て無視し、仕事をしっかりとこなすことに集中しましょう。

まめしば

パワハラや時間外給与の未払いなど、理不尽な思いをして退職の決断をすることになる場合も多いと思います。
それでも、それも経験の一つと前向きにとらえることが重要です。
ネガティブな感情を引きずっていると転職の失敗にもつながります。
次の記事では前向きなマインドの重要性について触れているので、ぜひあわせて読んでください!

まとめ

今回は、病院を辞めたいと思った時に、最小限のストレスでスムーズに仕事を辞める方法について4ステップで解説しました。

  • 自己分析をする
  • 仕事の方向性と目標を決める
  • 退職日を決める
  • 退職の意向を伝える

この4ステップを踏めば転職の失敗を減らすことができ、ゼロにはできないかもしれませんがストレスを最小限に退職することができると思います。

将来こうなりたい!という未来像が見えていれば、周囲に何を言われても前進あるのみです!

自分の判断に自信を持ち、ワクワク感を持って次のステージに進んでください。

ここまで読んでくださったあなたを応援しています!

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獣医師転職を目指す方へ

好条件の転職先を見つけた勤務獣医師に、注意喚起する獣医師

この記事を書いた人

動物病院と公務員で3回の転職を経験。
動物病院勤務では、平均14時間におよぶ長時間労働やトップダウンの経営方針に悩む。結婚を機に退職し、現在は獣医師のキャリア形成について発信。2児の母。

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